江戸時代よりこの場所で布団屋を営み、
明治2年(1869年)から約 150年。
これまで多くの方々に愛されて続けて、
みなさまのおかげでこれまで続けてくることができました。
みなさま、
本当にありがとうございます。
長く続けて来れたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
みなさま本当に本当に、
ありがとうございます。
*姉妹店のスリープキューブ和多屋は、
これからもベッドと枕専門店として営業していきます。
福岡で一番古い 『 布団屋 』
元々は上方(関西地方)で商売を始め、
江戸時代後期の
文化文政時代となる1804~1830年頃に
福岡へ移ってきました。
それ以前は『 綿屋 』として近江や大阪などで
黒田家とのお取引をさせて頂いてたようです。
江戸時代に黒田藩が福岡へ来てからもしばらくは上方におりましたが、
江戸時代の晩年に福岡の唐人町へ移ってまいりました。
その後、明治になり新しい時代に移った明治2年(1869年)を創業としております。
昭和2年(1927年)に
事業を拡大するため、
屋号を新聞で公募。
当時の新しい年号「昭和」から「和」の漢字をもらい、
現在の「和多屋」となりました。
「綿屋」から「和多屋」へ
「わたや」として究極の眠りを考え続けて156年。
八代目店長が、
あなたに「フィットする眠り」を提案します。
この頃はまだ布団屋という業種がなく、
生地やわたを販売する呉服店でした。
店舗の表にわたが積み上げられています。
昭和2年に現在の店舗へ建て替えられました。
平屋だったものから、2階建てになりました。
まだ信号も唐人町商店街のアーケードもありませんでしたが、
建物の面影は残っています。
やっぱり表にわたが積み上げられ、自転車が置いてあります。
アーケードの代わりに、
なにやらおしゃれな街灯が立っていますね。
この場所は
黒田藩福岡城の西の黒門前で、
唐人町商店街の通りが唐津まで続く「唐津街道」です。
現在は和多屋の前は広い道路ですが、
この道路の下には
福岡城の堀として江戸時代に作られた川 ( 黒門川 ) が今も流れており、
大濠公園から博多湾をつないでいます。
この黒門川は、
福岡城の堀として造られました。
ここから大濠公園、平和台、赤坂を通って、中州の川までつながっていそうです。