教えて!遠山先生

第19回 寒い時はどうする?

いよいよ冬本番!

 

そのお布団で温かく眠れてますか?

 

何枚でも重ねればいいってものじゃありませんよーについてのお話です。

 

 

 

「教えて!遠山先生」Q&A 意外と知らない眠りの素朴な疑問にお答えします。/ 睡眠環境・寝具指導士 西川チェーン店 八代目店長 遠山精英

あなたに フィットする眠り を考える八代目店長が、

毎月1回、みなさんの ” 眠り ” 素朴な疑問にお答えしていきます。

Q1、布団が寒いです。たくさん重ねたらいいですよね?

A1、お布団って、それ自体が温かいのではなく、人の体温が布団を温めます。

 

 

 

体温が伝わった布団も、

 

保温性が低い布団だと、どんどん熱が奪われてなかなか温まりません。

 

 

 

そこで人気なのが、保温性の高い羽毛布団です。

 

 

 

温まった温度を保持してくれるので、

 

体温が奪われにくいので気持ちが良いと感じます。

 

 

 

それで足りない時は、

 

フタをするように布団の上に軽い毛布を掛けることでより保温性が高まります。

 

 

 

毛布を重ねるとずれやすいので、

 

毛布のような素材の掛けカバーが人気です。

 

 

 

 

Q2、羽毛布団でも寒く感じます、どうしたらいいですか?

A2、それは背中が寒いのかもしれません。

 

 

 

どんなに温かい布団でフタをしても、

 

マットレスや敷き布団が冷たいのかもしれません。

 

 

 

布団もマットも、そのままだと常に室温と同じ冷たさです。

 

 

 

余っている毛布があれば、それを敷いてその上に寝てみて下さい。

 

背中が温まるので、暖かさがアップします!

 

 

 

 

Q3、それでも寒いです!改善方法はありますか?

A3、体温が低めの方や冷え性だと、お布団もなかなか温まりません。

 

 

 

そんな方は、他力本願です(笑)。

 

寝る前に布団乾燥機で温める、

 

湯たんぽを使う、

 

あと毎日簡単で好評なのが、温熱敷寝具です。

 

 

 

電気毛布やホットカーペットと違い、

 

遠赤外線で優しくひだまりのように温めてくれるのでとっても気持ち良いですよ。

 

 

 

また、室温は低すぎないですか?

 

WHO ( 世界保健機関 )  は、寒さによる健康被害を防ぐため、

 

冬の室温を18℃以上にすることを強く推奨しています。

 

 

 

温度差が2倍になると移動する熱量も2倍になるので、その分、体温が奪われてしまいます。

 

暖かく心地よい睡眠環境を整えて、より良い眠りで免疫バランスを整えましょう!

 

 

 

 


それではみなさん、

自分に フィットする眠り をみつけて

今月も良い睡眠習慣をお試しください。

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ある程度まとまった時間眠れない方は、ストレスや生活リズムにより睡眠の質が低いことがあります。

 

また、寝姿勢と寝具(ベッドや布団)が合ってない場合も、長い時間 横になる事が辛くて適度な睡眠が取れてない場合もあります。

 

当店では

スリープカウンセリングや寝姿勢の計測をすることで、お一人お一人の眠りを分析して改善するお手伝いをしております。

 

眠りに満足できていない方は、お気軽にお尋ねください。

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つづきは、12月中旬頃に公開予定です!